日々徒然

プログラミングしたりお酒飲んだりする毎日

未経験からエンジニアになって2年経ちましたが、まだ生きてるよ〜

はじめに

去年の10月で、未経験からエンジニアになって2年が経ちました

よくTwitterで「駆け出しエンジニアの生存報告が無さすぎる」みたいなツイートを見かけるので、生存者の一人として今までの2年間を振り返ってみます

まー、結局こういうことを言えてる時点で生存バイアスのかかってる記事なので話半分で見てね〜というお気持ち

筆者のプロフィール

現在25歳

最終学歴は高専中退(3年生の時)

プログラミングの経験は、高専時代に少し触った程度(単位はしっかり落としてます)

これまでの簡単な経歴

高専中退から転職するまでは↓ blog.hirovodka.com

2020/10/1 Web系のベンチャー企業(自社開発)でバックエンドエンジニアとして働き始める

2022/2 転職活動を始める

2022/4 転職活動終了、Web系の企業から内定を頂く

2022/5 1社目を退職

2022/6 2社目(自社開発)で働き始める

1社目

約1年半ほど自社開発サービスのバックエンドエンジニアとして働いていました

主な業務は自社のサービスのRailsを使ったAPIの実装です

フロントエンドはほとんど全く触ることがなかったので、ただひたすらにRailsを書き続けました

こんな感じの業務↓

  • 新規APIの実装
  • 既存処理のAPI化(バックエンド部分のみ)
  • バッチ処理の実装
  • バグ対応
  • 障害対応
  • 営業からの問い合わせ対応

使った技術

  • Ruby
  • Ruby on Rails
  • RSpec
  • Docker
  • MySQL
  • Open API
  • React
    • Reactに関しては少しだけバグを修正したりする程度で、一から画面を作成したりすることはなかったです

ちょっとだけ触った技術

  • AWS周り
    • 自分で何か設定とかはしなかったです。CloudWatchを少し見る程度

そして、働き始めて1年2ヶ月くらいの時期に転職を考え始めました

詳しい理由は割愛しますが、自分の市場価値が今どれくらいあるのか?みたいなことが気になったので色々調べ始めたのがこの時期です

転職活動

転職活動は『転職ドラフト』というサービスをメインで使いました

約2ヶ月間ほど行った結果はこんな感じです

  • カジュアル面談20社
  • 一次面接: 7社(1社落選)
  • 二次面接: 6社(1社落選)
  • 内定: 2社(内定承諾後、残りの企業は辞退しました)

オファー額はどの企業も年収500 ~ 600万くらいでした

最終的に自分の行きたかった企業から内定を頂けたので、その時点で転職活動を終えました

2社目

2社目の企業はRubyを使用したサービスを開発している企業としては比較的大きめなところです

現在入社から半年が経過していますが主な業務は1社目と変わっていません

使っている技術

ちょっとだけ触った技術

  • CircleCI
    • 既存のコードを見ながら、ちょっとした修正や改良など
  • GitHub Actions
    • ↑と同じ

1社目と大きく違うところはこんな感じです

  • 開発しているサービスの規模
  • 自分が扱うコードの規模
  • 関連するサービスの数

あと、英語に力を入れてる企業なので英語の勉強を始めました

入社時にTOEIC IP が400点だったのですが、半年で650点まで上がりました

あと半年で750まで上げたい。。。

未経験からRuby on Railsだけで2年間を過ごした感想

これまでの経験を見返してみると、むしろRailsに絞ったことでそれに特化した経験が色々できたので良かったのかもしれないです

実際、エンジニア経験年数1年ちょっとで転職活動をしてみましたが、応募要件に「Ruby on Rails の経験 3年以上」みたいなことを書いてる企業でも普通に面接を通していただいたので、最初の1, 2年で何かに特化した経験を積んでみるのも戦略の一つとしてありなのかなと思います

今の会社はRubyを使ってる企業の中ではそこそこ大きめな会社で歴史も長いですが、その中でRubyを特に苦労せず書けてるのも↑みたいな経験をしてきたからだと実感してます

なので、Twitterとかでたまに見かける「◯年目でこれしかできないのはカス」「◯言語は将来性なし、やってるやつはアホ」「◯年目で年収〇〇万を目指すロードマップ」みたいな話はほっといて、自分なりに努力すれば良いのかな〜という気持ちです

経験年数と年収の話

Twitterとか見てると『エンジニア経験1年で年収500万も貰えるわけがない』とか『経験2年で年収1000万到達』みたいな話を聞きますが、そういう類の話はあてにしないほうが良いです

こういうSNS上の年収の話は、それぞれがポジショントークを繰り広げている && バックグラウンドが全く分からないことも多いので、あまり鵜呑みにしないように、雑音程度に聞き流すのが大事です(もちろんこのブログの筆者の話も)

自分が現時点でどれくらいの市場価値があるのかは、実際に転職活動をしてみないと分からないので、気になったら周りの声を気にするのではなく、さっさと転職活動してみれば良いのです

転職サービスを運営してる企業がデータを公開していたりするので、その辺りを見てみるのはありかもです

job-draft.jp

こっちは少し昔の記事すぎるかも engineer-lab.findy-code.io

学歴の話

エンジニアとして働くまで ~ 働いてからを通して、自分の『高校中退』という学歴は特に何も影響していないと思ってます

一回だけ転職活動の時にカジュアル面談でびっくりするくらい馬鹿にされたことはありますが、それ以外で特に問題になったことは無いです(なんでカジュ面で応募者の学歴disるんや。。。)

とはいえ、もしかしたら今いる会社よりもっと大企業とかだと、中途の募集条件で『大卒以上』みたいなことはあるのかもしれないですが、基本的にWeb系企業の求人で『大卒以上』みたいな中途の求人は今の所見たことないです

ただ、今の会社では自分の周りがほとんど全員大卒(しかも自分でも名前を知ってるくらい有名大)なので、常に自分の心の中の『学歴コンプ君』とは付き合っていかないといけないですね

あと、将来的に学歴が自分の道を狭めることがある可能性があるなら、社会人しながら大学に通うのもありかな〜とか考えてます

海外就職とか、大卒じゃないと厳しいとか聞いたことある気がするしなぁ。。。

エンジニアって楽しい?

『めちゃくちゃ楽しい!!』って訳ではないかな〜というのが正直な感想

そもそも仕事って楽しくないし、できることなら不労所得で一生過ごしていきたいので、働く必要がある現状の選択肢の中ではエンジニアという仕事が一番自分に合ってる気はしてます

あと、今の会社は周りの人や労働環境がめちゃくちゃ良いので、そういった部分でのストレスは0です!

ただ、人を選ぶ仕事だとは思ってます

勉強しなければいけないことは多いですし、リモートワークだと人と接することが極端に減ったり、一日中パソコンと向き合ったりするのが嫌な人にとってはキツい。。。

自分もエンジニアになってからは、ずっと『勉強し続けろ、止まるんじゃねえぞ。。。』的な強迫観念みたいなものに追われてるので、そういうのがキツい人にとっては大変かも

ただ、大学でバリバリ情報系の勉強をしてきた一部だけがエンジニアとして働いてる訳ではなく、文系だったり、専門卒だったり高卒でもこの業界でエンジニアとして働いてる人は沢山いるので、『エンジニアって一部の人だけがなれる職業』みたいな印象は持たなくてOK

2年間で感じた未経験から生き残るために大事なこと

一番大事なことは周りと自分を比べないことだと思ってます

大学時代からバリバリにプログラミングしてる人、超有名大学出身の新卒、超有名企業出身の中途社員、英語ペラペラ、休日もずっとプログラミングしてる、等々、この業界にいると凄い人ばっかり見かけます

そういう人たちと同じ業界 or 同じ企業で働くことになっても自分と比べないことが一番大事なのかなと

周りの高すぎるハードルを見て勝手に自滅するのでは無く、他所はよそ、うちはうちの気持ちで働くことができればかなり楽になる気がします

まとめ

エンジニアとして2年働いてみて、自分なりにこの業界のことが少しずつ分かってきた気がしてます

今のところは自分なりにプログラミングとか技術といい感じに付き合って、少しずつ上を目指していければ良いかな〜

もちろん、業務後も休日もずっと勉強し続けて高収入を狙うみたいな過ごし方もアリだとは思いますが、自分は適度に緩くこの仕事と向き合っていきたいです

生存報告3年目も書けますように。。。